ベタにおすすめの魚病薬を調査してみました。

2020年7月21日

寄生虫由来の病気に効果のあるメチレンブルー、尾ぐされ病のような細菌由来の病気に効果があるアクリノールを成分として含有している魚病薬が個人的にはおすすめです。

またメチレンブルーは魚毒性が低く魚にやさしい成分です。

なおマラカイトグリーン系の薬品は魚毒性が強いため今回は紹介を控えさせていただきました。

ニチドウグリーンFリキッド100ml

ニチドウ グリーンFリキッド 100mlはメチレンブルー・アクリノールを含有したバランスの取れた魚病薬です。

寄生虫・細菌由来の病気両方に効果があります。

白点病・尾ぐされ病・水かび病・外傷などの病気を治療できます。

メチレンブルーを含んでいるため、コショウ病の原因であるウーディニウム(鞭毛虫)の遊走子を駆除する時に使用しています。

またアクリノールも含んでいるので尾ぐされ病の原因であるカラムナリス菌を駆除する時にもよく使用します。

1本で120Lの薬浴液が作れます。

小型水槽だと十分な量です。

ニチドウ グリーンFリキッド 100ml (動物用医薬品)
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ニチドウ

ニューグリーンF35g

ニューグリーンF35gはメチレンブルー・アクリノールの他にも塩酸クロルヘキシジン・塩化ナトリウムを含有しています。

塩酸クロルヘキシジンは抗菌作用があり薬用洗口液に使用されています。

塩化ナトリウムは塩ですね。

白点病、尾ぐされ症状、水カビ病、外傷並びに細菌性感染症などの病気を治療できます。

一瓶で350L分の薬浴液が作れます。

メチレンブルー水溶液

メチレンブルー水溶液は成分にアクリノールが入っておらずメチレンブルーのみなので価格もリーズナブルです。

白点病、水かび病、尾ぐされ症状ならびにスレ傷の魚病薬です。

メチレンブルーを含んでいるのでコショウ病にも有効でしょう。

1本で400L分の薬浴液が作れます。

なぜ各製品にコショウ病の記載がないのか。

ベタはよくコショウ病にかかります。

なのに今回紹介した魚病薬には、コショウ病の記載がありません。

それはメチレンブルーもアクリノールもシスト化したウーディニウムには効果がないからです。

シスト(殻)に閉じこもった遊走子まで駆除するような魚病薬があれば魚に対する副作用も相当なものです。

薬浴中に魚が星になるパターンです。

つまりコショウ病になった場合、飼育者はベアタンクにし、メチレンブルーを使い殻(シスト)を破って出て来る遊走子を根気良く退治するしかありません。

よって各魚病薬のコショウ病の評価も△とさせていただきました。

一般的に寄生虫(ウーディニウム・ウオノカイセンチュウ)の遊走子に対してメチレンブルーは有効です。

各種魚病薬の評価

魚病薬の効能を比較しておきます。

コショウ病 白点病 尾ぐされ病 エラ病 コスパ
グリーンFリキッド
ニューグリーンF
メチレンブルー水溶液

こうしてみるとメチレンブルーとアクリノールを含んだ魚病薬は数える程しかありません。

グリーンFリキッドとニューグリーンFくらいです。

お値段もそこそこします。

とりあえずはメチレンブルー水溶液だけでも用意しておけばいいでしょう。

コショウ病・エラ病で△にしているものは製品に記載はないがメチレンブルーを含んでいるので寄生虫本体・寄生虫の遊走子に効果があると思われるものです。

また尾ぐされ病で△にしたものは製品には記載はあるが、アクリノールを含んでいないので細菌由来の病気には効果が薄いと個人的に判断しました。

まとめ

最後にベタ飼育でおすすめの魚病薬をまとめておきます。

・グリーンFリキッド
・ニューグリーンF
・メチレンブルー水溶液

メチレンブルー・アクリノールを両方含有した魚病薬は少ないですね。

メーカーにもメチレンブルー・アクリノールを含んだ魚病薬を引き続き発売して欲しいものです。

最近は治療より各種コンディショナーを使い病気の予防に力を入れています。

興味のある方は「ベタを含む熱帯魚飼育におすすめのコンディショナーを紹介します。」をご覧ください。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。