クラウンテールベタ、尾ぐされ病で星になる。その対策と治療法。

2019年5月16日

先日、クラウンテールベタが尾ぐされ病で☆になってしまいました。

老ベタに続き逝ってしまいました。

飼って1ヶ月程度で落としてしまった事になります。

正直ショックです。

今考えると、尾ぐされ病が原因だと思います。

今までベタが尾ぐされ病で亡くなった事がなかったので発見が遅れてしまったのも原因のひとつです。

薬浴しようかなと思って、水槽をのぞいた時はもう亡くなっていました。

尾ぐされ病は進行が速いと聞いていましたが、本当にその通りでした。

今回は尾腐れ病の治療方法について書きたいと思います。

亡くなる前に見られた症状

・体を痙攣させ、水面をジャンプするように動く。
・ヒレが白い粘膜のようなもので覆われたように見える。
・白い粘膜のようなものが、水槽内で増加し水質が急激に悪化する。
・水面近くでじっとして動かない。
・食欲が全くなくなる
・目が真っ黒になる
・アゴの部分(エラ付近が真っ白になる)

調子が悪かった時塩浴を実行しましたが、その時は一度復調しました。

今思うと、餌を食べなくなった時点で薬浴を実行しておけばよかったと思っています。

尾腐れ病の原因であるカラムナリス菌とは?

尾腐れ病の原因であるカラムナリス菌は、細菌です。

よってコショウ病や白点病の原因である鞭毛虫(べんもうちゅう)や繊毛虫(せんもうちゅう)など寄生虫由来の病気とは異なります。

尾腐れ病のサイクル

カラムナリス菌のような細菌は単細胞であり、1個の細菌が分裂して2個になることにより増えていきます。

もし1分間に1回分裂する細菌だと3時間程度で100万個以上にまで増えます。

この細菌の爆発的な増殖によって、尾腐れ病が一気に進行するわけです。

尾腐れ病に対する治療法

尾ぐされ病は細菌由来の病気なので、まず細菌を増やさない事が重要になります。

分裂を止めることができれば、その分消滅する細菌が上回りいずれ水槽内から駆除されます。

この方法に使用されるのが抗生物質です。

もうひとつは、細菌に対して直接攻撃をかけ殺菌する方法です。

細菌の細胞膜,細胞質,核をターゲットに殺菌します。

アクアリウムでは、アクリノールのような薬品が使われます。

アクリノールは、0.05~0.2%の水溶液として使用されます。

市販の絆創膏に黄色の液が染みこんだガーゼをよく見かけますが、その黄色い液がアクリノールです。

実際私が使用しているグリーンFリキッドにも、0.05gのアクリノールが含まれています。

容量は100mlなので、グリーンFリキッドはアクリノール0.05%の水溶液と考えることもできます。

立て続けにベタが星になる場合の対処法

ショップから買ってすぐ星になる場合は、購入した時点で潜在的に病気を持っている可能性を疑ったほうがいいでしょう。

特に秋から冬にかけて売れ残っているベタに関しては、何らかの病気を持っている可能性が高いです。

その場合は注意深くベタを観察し、早め早めに手を打っていくことになります。

私の経験からグリーンFリキッドは、鞭毛虫(べんもうちゅう)や繊毛虫(せんもうちゅう)由来のコショウ病や白点病にも効果がありますし、尾腐れ病のような細菌由来の病気にも効能があります。

これはグリーンFリキッドが、成分としてメチレンブルーとアクリノールを含んでいるからです。

メチレンブルーは鞭毛虫や繊毛虫、アクリノールは細菌由来の病気に効果があります。

何度もベタが尾ぐされ病を発症する場合の対処法

何度もベタが尾ぐされ病を発症する場合は、餌もひかりベタのような人工飼料のみとし水槽も水草のみのベアタンクにする方がいいでしょう。

乾燥赤虫のような天然飼料を与えると、少量でも水質が悪化します。

ベアタンクにするのは、床材に汚れがたまったりして水質が悪化するのを防ぐためです。

飼育環境をシンプルにすることで、病気の再発を予防できます。

まとめ

環境が安定していれば、ベタは元気です。

しかし、寄生虫や細菌をキャリアとして持っていて環境が変化すると、ベタは何らかの病気を発症してしまいます。

飼い始めて1週間くらいは、慎重に観察する必要があります。

尾ぐされ病はとにかく進行が速いです。

尾ぐされ病かなと思ったらすぐにアクリノール系の薬品を使用し、薬浴することをおすすめします。

グリーンFリキッドのような寄生虫や細菌を原因とする病気に効く薬を1本でも持っておくと、いざという時役立ちます。

薬浴する時は、使用上の注意をよく読んで実行するようにしましょう。

以下、グリーンFリキッドを使う上で注意すべき点を使用上の注意から抜粋しておきます。

【用法および用量】
本剤5mlを水6L~7.5Lの中に徐々に加え、後よく混和して用いる。

【使用上の注意】(基本的事項)
1.守らなければならないこと
・本剤は、観賞魚の白点病、尾ぐされ症状、水カビ病、並びに外傷を治癒するために使用し、観賞魚以外の魚または動物には使用しないこと。

<魚に関する注意>
・本剤は観賞魚であっても古代魚(アロワナ等)、大型ナマズや海水魚には使用しないこと。
①適用上の注意
・薬浴期間は、5~7日を目安とすること。
・5~7日後、症状の改善が見られない場合は、【用法および用量】に従って再度投薬すること。
・ろ材に活性炭、ゼオライト等を使用している場合は、取り除き使用すること。

<取扱い上の注意>
・本剤は小児の手の届かない所に保管すること。
・治療後は薬浴水を取り換える必要はない。

<使用者に対する注意>
・皮膚又は服に付着した場合には、速やかに多量の水で洗うこと。
(グリーンFリキッド使用上の注意から引用)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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