2019年第91回米アカデミー賞速報

日本時間の2019年2月25日午前、第91回米アカデミー賞が発表されました。

主要部門の結果速報です。

作品賞はグリーンブック

グリーンブックは、人種差別が公然と行われていた1960年代を舞台に、天才黒人ピアニストとイタリア系白人運転手の旅を描いたロードムービーです。

監督が「メリーに首ったけ」(1998年)のピーター・ファレリーというのも意外でした。

近年、アカデミー賞は「白すぎるオスカー」と批判を浴びていました。

人種差別を真正面から描いたグリーンブックの受賞は、今後のアカデミー賞にも一石を投じるでしょう。

主演男優賞はラミ・マレック

これは、サプライズでした。

個人的には、これまで2度主演男優賞にノミネートされているブラッドリー・クーパーを予想していましたからね。

また、「ザ・パシフィック」を見直したいと思います。

ザ・パシフィックでは、やさぐれた海兵隊員を演じていたラミ・マレックが主演男優賞を受賞するとは感慨深いものがあります。

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主演女優賞はオリヴィア・コールマン

主演女優賞はグレン・クローズが大本命だったのですが、イギリスの女優、オリヴィア・コールマンが受賞しました。

第75回ヴェネツィア国際映画祭、第76回ゴールデングローブ賞  (ミュージカル・コメディ部門)でも主演女優賞を受賞していたので妥当といえば妥当です。

7度目のノミネートでも受賞できなかったグレン・クローズは気の毒です。

監督賞はアルフォンソ・キュアロン

ここは予想通り、アルフォンソ・キュアロンが受賞しました。

アメリカはメキシコの壁問題で揺れていますがメキシコ人監督、アルフォンソ・キュアロンが受賞することによって、アカデミー賞のリベラルな姿勢が見られました。

外国語映画賞は「ROMA/ローマ」

アルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA/ローマ」が受賞しました。

前評判通りの結果です。

まとめ

最後に結果をまとめておきましょう。

・作品賞 グリーンブック
・主演男優賞 ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」
・主演女優賞 オリヴィア・コールマン「女王陛下のお気に入り」
・監督賞 アルフォンソ・キュアロン「ROMA/ローマ」
・外国語映画賞 「ROMA/ローマ」

グリーンブックは人種差別を正面から取り上げた作品、ラミ・マレックはエジプト移民の子、オリヴィア・コールマンはイギリス人女優、アルフォンソ・キュアロンはメキシコ人監督という風に、今年のアカデミー賞はかなりリベラルな結果に終わりました。

「黒人VS白人」という対立構造を超えた、国境を越えた面々が受賞者に名を連ねました。

この流れは、今後のアカデミー賞でも続くかもしれません。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。