どこよりも早い2020年米アカデミー賞予想。

2020年2月10日

映画の祭典、米アカデミー賞が2020年2月10日(月)に行われます。

昨年のオスカーはかなりリベラルな結果でした。

この傾向は今後も続くと予想します。

今回も外国にルーツを持つ作品や俳優に注目です。

このことを頭に入れながら予想したいと思います。

多少のネタバレがあります。

作品賞はマリッジ・ストーリー

「マリッジ・ストーリー」はスカーレット・ヨハンソン主演の映画です。

ヨハンソンはデンマーク系の父とユダヤ系の母との間に生まれました。

出生地はニューヨークですが、国籍はデンマークです。

マリッジ・ストーリーは、円満な協議離婚を望んでいた2人が、いつの間にか弁護士を立てて泥沼の離婚裁判に落ちていくというストーリーです。

まさにアメリカの「今」を切り取った作品です。

視聴者はマリッジ・ストーリーという窓を通してアメリカの社会の現実を感じることができます。

主演男優賞はジョナサン・プライス

ジョナサン・プライスはイギリス・ウェールズ出身の俳優です。

007 トゥモロー・ネバー・ダイ」のエリオット・カーヴァー役や「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのウェザビー・スワン総督役でご存知の方もいるでしょう。

「2人のローマ教皇」では、ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿 を演じています。

ジョナサン・プライスは1995年の「キャリントン」においてカンヌ国際映画祭男優賞を受賞しています。

欧州の実力派俳優がオスカーを手にできるか注目です。

主演女優賞はシンシア・エリーボ

シンシア・エリーボはイギリスの女優、歌手、ソングライターです。

両親はナイジェリア人です。

王立演劇アカデミーで演技を学びました。

海外にルーツを持ち、有色人種であるという事も今のアカデミーのトレンドにぴったりです。

映画「ハリエット」のモデルとなったハリエット・タブマンは19世紀後半にアメリカで活躍した奴隷・女性解放運動家です。

昨年も白人と黒人間の差別を描いた「グリーンブック」が受賞しました。

受賞の可能性は高いと思います。

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監督賞はポン・ジュノ

昨年はメキシコ人監督アルフォンソ・キュアロンが監督賞を受賞しました。

今年は、韓国人監督のポン・ジュノです。

「パラサイト 半地下の家族」では全員が失業者という家族をコミカルに描いています。

現代社会に対する風刺と考えてもいいでしょう。

ポン・ジュノ監督はこの作品で、第72回カンヌ国際映画祭において韓国映画としては初となるパルム・ドールを受賞しています。

有能な監督であれば、国籍にこだわらないというのが最近のアカデミーの傾向です。

外国語映画賞は「パラサイト 半地下の家族」

外国語映画賞では「パラサイト 半地下の家族」が作品的にも抜けていると思います。

韓国の映画ですが、格差が拡大する今の時代ではどこの国でも当てはまる問題です。

もしかするとハリウッドでリメイクされるかも知れませんね。

まとめ

最後に予想をまとめておきます。

・作品賞「マリッジ・ストーリー」
・主演男優賞 ジョナサン・プライス「2人のローマ教皇」
・主演女優賞 シンシア・エリーボ「ハリエット」
・監督賞 ポン・ジュノ「パラサイト 半地下の家族」
・外国語映画賞 ポン・ジュノ「パラサイト 半地下の家族」

以上です。

今年は抜けた作品がないので予想は難しいです。

よって思い切り振りきった予想をしてみました。

個人的には、「1917 命をかけた伝令」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などはDVDがレンタル開始されれば見てみたいですね。

今回はあえて前哨戦であるゴールデングローブ賞の受賞者を外してみました。

かぶったのは監督賞くらいです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。