江戸時代、一番天才だったのは誰か?

2020年3月4日

江戸時代最も頭が良かった人と問われれば私は、「大岡越前」を上げます。

時代から頭4つ5つ抜きんでた才人だったのではないでしょうか。

今回は、大岡越前について語ります。

歴史を超越した政策「元文の改鋳

江戸時代中期、経済規模の拡大に貨幣の流通量が追いついていませんでした。

10億を100人で分けると1000万円ですが、1000人で分けると100万円にしかなりません。

経済に参加する人が増えても、通貨供給量が増えなければ、1人分の所得はどんどん減っていきます。

このため幕府は、1両を1.65両と交換するという通貨政策に出ました。

この政策を提案した人が大岡越前でした。

江戸時代は金、銀本位制だった

江戸時代は、大判・小判といった金貨、丁銀(ちょうぎん)のような銀貨、一文銭(いちもんせん)のような銅貨が貨幣として流通していました。

金、銀、銅などの金属は、採掘量も限られています。

経済規模の拡大に応じて貨幣を流通させることが難しく、デフレになりやすい時代でした。

そこで行った元文の改鋳は、すばらしい通貨政策でした。

現代でいえば、10,000円札を16,500円札と交換するようなものです。

ほとんどの人が交換に応じるでしょう。

ちなみに10,000円札の原価は、25円程度です。

今や通貨は、信用力が価値の源となっています。

「日本の財源は?」と聞かれれば「信用力です」と答えるしかありません。

現代ではインフレ率2%になるように先進諸国は通貨発行量を調整しています。

そうすれば、相対的に債務や借金が2%減っていきます。

ただし借金を払い終わったからといって、山や株にお金が行くとバブルになります。

そういう時こそ、土地取引や株の利益に増税し、社会福祉や国のインフラ整備に使用すべきなのです。

江戸時代にインフレターゲット政策を時の将軍、徳川吉宗に献策した大岡越前は時代を超越した天才だったのです。

将来的にはベーシックインカムや給付付き税額控除の導入も

いかに通貨を発行しても、消費者の手元にわたり可処分所得として使わなければGDPの拡大はありません。

現在の日本のGDPは約600兆円です。

毎年2%の成長を達成すればGDPは約15年で800兆円に達します。

GDPが800兆円あれば、福祉や軍事をほぼ完璧に充実できます。

まさにリアル富国強兵を達成できるのです。

まとめ

現在の日本においては、通貨の供給量を増やし、その通貨を国民一人一人に分配し個人消費を年3~5%成長させていくことが重要です。

今の時代、「平成の改鋳」をやってくれたらどんなにいいことかと思います。

1万円持っていったら1万6500円と交換してもらえる、まぁ難しいですね。

ただ江戸時代にそういう金融緩和を行った徳川吉宗と大岡越前守忠相の名は、今後も語り継がれることでしょう。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。