2020年F1第16戦サヒールGPの結果とレース回顧~ペレスが今季初優勝を飾る。
F1第16戦の舞台は前回と同じくバーレーン・インターナショナル・サーキットです。
今回は同じサーキットでも外周コースを使用します。
外周コースは、1周3.543kmと短く、総周回数は87周に達します。
長時間の集中力が必要なため、赤旗やセーフティーカー導入は必至でしょう。
なおハミルトンは新型コロナ陽性で、今回のグランプリを欠場しています。
代役はウィリアムズから参戦していたジョージ・ラッセルです。
フリー走行FP2
M.フェルスタッペンが54秒841の2位、A.アルボンが55秒036の5位。
FP2でトップタイムをマークしたのは、G・ラッセル。
今回ハミルトンの代役としてメルセデスから出場したが、本来の速さを発揮した。
予選
フェルスタッペンが53秒433で3位、アルボンが54秒026で12位。
ポールポジションのボッタスとフェルスタッペンとの差は0.056秒と僅差だった。
今回はレースマネジメントによっては、フェルスタッペンにも勝てる可能性がある。
決勝
1週目フェルスタッペンがクラッシュし、いきなりリタイアする。
これで、今季ノーポイントで終えたレースは5回目となった。
約3分の1のレースを、ノーポイントで失った事になる。
フロントローからスタートしたメルセデス勢はレース終盤、タイヤ交換時のトラブルにより大きく順位を下げる。
大混乱のレースを制したのは、レーシングポイントのS.ペレス。
来シーズンのシートは未定だが、大きなアピールとなった。
2位にはルノーのE.オコン、3位はL.ストロール(レーシングポイント)が獲得した。
他のホンダPU勢では、クビアトが7位入賞を果たし6ポイントを獲得した。
表彰台は以下の通り。
1位S.ペレス
2位E.オコン
3位L.ストロール
フォーミュラEからアウディとBMWが撤退
2020-2021年シーズン限りで、フォーミュラEからアウディとBMWが撤退するというニュースが報道されました。
これ以上、市販車にフィードバックできるような開発余地がない、というのが撤退の理由です。
欧州各国がロックダウンしている中、資金的な問題もあります。
今後、モータースポーツは枯れたハードでレースする傾向になるでしょう。
大規模なアップデートは5年に1回程度になると考えます。
PU差が大きい場合は、「エンジンコンバージェンス」のような制限が加えられるでしょう。
まとめ
今回アルボンがQ2で敗退してしまいました。
来季ドライバーのラインナップが混とんとして来ましたね。
意外にクビアトが昇格するのではないかと期待しています。
その後アルボンがリザーブに回り、角田選手がアルファタウリに昇格する絵ですね。
よく外国の人が使う言い回しですが、どうなるか様子を見てみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。