2021年F1第1戦バーレーンGPの結果とレース回顧~ハミルトンが開幕戦を制す。
2021年のF1開幕戦はバーレーン・インターナショナル・サーキットです。
2021年のF1シリーズは全23戦です。
1月に約3レースこなすハードスケジュールです。
今年もレッドブル・アルファタウリを中心にレースを振り返ります。
フリー走行FP2
M.フェルスタッペンが1分30秒847の1位、S.ペレスが1分31秒503の10位。
1分30秒台で走破できたのはフェルスタッペンとノリス(マクラーレン)のみ。
角田選手は1分31秒294のタイムで7位に入り幸先のいいスタートを切った。
予選
フェルスタッペンが1分28秒997で1位、ペレスが1分30秒659の11位。
ポールポジションのフェルスタッペンと2位のハミルトンとの差は0.388秒だった。
予選で約0.4秒差あるとマシントラブルやアクシデントがない限り、フェルスタッペンが勝つ可能性が高い。
アルファタウリのガスリーが予選5位に入り、ホンダPUのパワーを見せつけた。
予選の順位は以下の通り。
1位 M.フェルスタッペン
2位 L.ハミルトン
3位 V.ボッタス
4位 C.ルクレール
決勝
フェルスタッペンがスタートを決め、序盤はトップで周回する。
18週目ハミルトンがフェルスタッペンのタイヤ交換でトップに立ちアンダーカットを成功させる。
その後、ハミルトンがフェルスタッペンとの熾烈なトップ争いを制し開幕戦を勝利した。
フェルスタッペンは0.745秒差で2位。
ペレスはフォーメーションラップ中にマシンがストップしてしまうというトラブルでピットレーンスタートとなるも、レース巧者ぶりを発揮し5位でフィニッシュした。
対ボッタスを考えると今回のレース結果は大きい。
角田選手は新人らしからぬレース運びで、9位でチェッカーを受けチームに2ポイントをもたらした。
あらためて将来のチャンピオン候補である事を証明した。
予選5位のガスリーはリカルドとの接触でフロントウイングを傷め、リタイアした。
まとめ
ホンダPU「RA621H」が、かなりの戦闘力を見せつけました。
今回フェルスタッペンが2位だった事は、将来的に考えると良かったのではないでしょうか。
初戦からあまり勝ちすぎると何らかの規制が入りますからね。
フェルスタッペンもレース終盤は無理をしませんでした。
既に半分以上のレースで勝てるという確信があるからでしょう。
今後ホンダPUが無双した場合は、燃料流量で差をつけていく事になりそうです。
できればその時期をなるべく遅らせたいというのがレッドブル関係者の本音です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。