2021年F1第6戦アゼルバイジャンGPのレース回顧と結果~S.ペレスが今季初勝利を挙げる。

2021年6月23日

F1第4戦はアゼルバイジャンのバクー市街地コースで行われます。

市街地コースとはいえ、海岸沿いに2.2kmの直線区間がありPUのパワーとトップスピードが問われます。

ホンダPU・RA621Hどれくらいのパワーを見せてくれるか注目です。

フリー走行FP2

FP2は26℃のドライコンディションで行われた。

S.ペレスが1分42秒115で1位、M.フェルスタッペンが1分42秒216で2位。

L.ハミルトンは11位に沈んだ。

気温が高いとPUをセーブしないといけないようだ。

フェラーリが3.4位を占め、引き続き好調である事を証明した。

予選

予選は26℃のドライコンディションで行われた。

M.フェルスタッペンが1分41秒563で3位、S.ペレスが1分41秒917で7位。

予選1位は好調フェラーリのルクレール、2位にはスリップストリームをうまく使ったハミルトンが入った。

フェルスタッペンとしては2.2kmの直線区間で、早めにハミルトンをパスできれば十分優勝の可能性がある。

他のホンダPU勢では、ガスリーが4番グリッドを獲得し表彰台を狙う。

またノリスが赤旗無視のペナルティを受けたため、ペレスは6番グリッド、角田は7番グリッドからスタートする。

決勝

フェルスタッペンは7週目にルクレールをパスし、13週目のタイヤ交換でトップに躍り出る。

しかし46週目に左リヤタイヤがバーストしクラッシュを喫する。

万事休すと思われたが、50週目・赤旗後のリスタートにおける1コーナーでハミルトンがオーバーラン、最後尾まで落ちてノーポイントに終わった。

この結果ポイントリーダーはフェルスタッペンがキープした。

優勝は、タイヤをうまく管理して走ったペレス。

2位にはアストンマーティンのベッテル、3位にはアルファタウリのガスリーが入った。

角田選手は7位入賞し、6ポイントを獲得した。

結果は以下の通り。

1位S.ペレス
2位S.ベッテル
3位P.ガスリー

なぜストロールやフェルスタッペンのリヤタイヤはバーストしたのか?

金曜日終了後、ピレリがタイヤの内圧を19psiから20psiに上げています。

これは金曜日にメルセデス勢が低迷したからでしょう。

ハミルトンはこの恩恵を受け、予選2位を獲得しました。

逆にタイヤに熱を入れやすいチームはレース中、タイヤの空気が膨張し、いきなりバーストしました。

アストンマーティンやレッドブルは、タイヤに熱を入れやすいマシンのようです。

対策としてはダウンフォースを減らして、熱の入りを遅らせる手法です。

この点に関してはレッドブルの場合、アルファタウリと情報共有できるので有利ですね。

ピレリに文句を言っても仕方ない事です。

まとめ

レース展開が二転三転する近年稀(まれ)にみるレースでした。

ペレスがうまかったのは赤旗時のリスタート時、内に寄せながらも1台分のスペースをハミルトンに残した事です。

これでイケると思ったハミルトンが突っ込んで行って、止まれませんでした。

ペレスがハミルトンに罠をしかけた形です。

やはり競っていると絶対王者でもミスが出ます。

この結果ドライバーランキングではフェルスタッペンが4ポイント差でトップ、チームランキングでは26ポイント差でレッドブルが1位を維持しています。

フランスGPからつづく4週連続開催で確かな差を築ければ、予算を来年の開発に回せます。

何事も先手必勝という事でしょう。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。