2021年F1第8戦シュタイアーマルクGPのレース結果と回顧~レッドブルホンダが破竹の4連勝を飾る。

2021年7月5日

F1第8戦はシュタイアーマルクGPです。

舞台はレッドブルリンクです。

GP名はレッドブルリンクがシュタイアーマルク州にある事に由来します。

縁石に乗り上げた時の衝撃が強いので、コース取りが難しいサーキットです。

予選はともかく決勝ではコンサバティブな走りをするマシンが増えるでしょう。

レッドブルとしては、このオーストリア2連戦でメルセデスに引導を渡したい所です。

フリー走行FP2

FP2は気温21℃のドライコンディションで行われた。

フェルスタッペンが1分5秒412  で1位、ペレスが1分6秒089で9位。

予選

予選は気温25℃のドライコンディションで行われた。

フェルスタッペンが1分3秒841で1位、ペレスが1分4秒168で4位。

フェルスタッペンが唯一人、1分3秒台の予選タイムを叩き出し、圧巻のタイムでポールポジションを獲得した。

レースの鍵を握るペレスは、予選2位のハミルトンのすぐ後ろからスタートし、けん制するポジションを得た。

ボッタスはピットレーンでのスピンによる3グリッド降格のペナルティを受け、5番手からのスタートとなった。

他のホンダPU勢では、P.ガスリーが予選6位、角田選手はボッタスの予選を妨害したとして11番グリッド(予選は8位)からスタートする。

決勝における上位陣のグリッドは以下の通り。

1位 フェルスタッペン
2位 ハミルトン
3位 ノリス
4位 ペレス

決勝

決勝は26℃のドライコンディションで行われた。

スタートで見事な蹴り出しを見せたフェルスタッペンが後続を引き離して行く。

最終的に2位ハミルトンに35秒の大差をつけフェルスタッペンが、シュタイアーマルクGPを制した。

2位にハミルトン、3位にボッタスとメルセデス勢が続いた。

4位には終盤ボッタスを猛追したペレスが入った。

他のホンダ勢では、角田選手が10位入賞しポイント圏内でチェッカーを受けた。

この結果、ドライバーランキングでは、フェルスタッペンがハミルトンとの差を18ポイントに広げた。

チームランキングでもレッドブルホンダがメルセデスとの差を40ポイントとした。

表彰台は以下の通り。

1位M.フェルスタッペン
2位L.ハミルトン
3位V.ボッタス

レッドブルホンダ・リヤウイングの謎

メルセデスのボスであるトト・ウルフとって謎なのは、レッドブルホンダのリヤウイングの薄さです。

正直あれだけペラペラだと走行中に破損するはずですが、非常に安定しています。

あくまで個人的な予測ですが、レッドブルホンダはフロント・リヤウイング共にHondaJetで使用している炭素繊維強化プラスチックを採用していると思います。

なお翼に働く抗力(ダウンフォース)をDとすると、D=CDqSという式で表せます。

翼が軽く丈夫である程、効率的な走りを実現できます。

まとめ

「勢いは邪を祓(はら)う」と言います。

孫子も「善く戦う者は、之(これ)を勢に求め、人に責(もと)めずして、之が用を為す。」と言っています。

それくらい勝負事にとって、勢いというのは大切です。

今回フェルスタッペンは1周につき約0.2秒、ハミルトンを上回っていました。

圧倒的な速さです。

次戦のオーストリアGPでもフェルスタッペンが圧勝するようだとレッドブルホンダのダブルタイトルが、ほぼ決まります。

メルセデスにとっては正念場です。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。