ベタと乾燥赤虫
ベタに与える乾燥赤虫の量はどれくらい?
乾燥赤虫については、個人的に以下の3つのルールを定めています。
- 週1~2回おやつとして与える。
- 1回の量は、ピンセットを使い1~2本程度。
- 6ヶ月経過したら、廃棄し新しいものと交換する。
ご覧のとおり、ベタの消化器官は小さいです。
餌くれダンスをするからといって、際限なく乾燥赤虫を与えていると、消化不良を起こし突然亡くなる可能性があります。
昨日まで元気だったのに朝起きたら亡くなっていたという場合、餌のやり過ぎが原因であるケースが多いと思います。
ベタは、水質の悪化には、かなり強いですからね。
1~2本程度だと付属のスプーンではあげにくいので、ピンセットを使うのがいいでしょう。
また乾燥赤虫をあたえた日は、普段1日4粒あげているひかりベタを、1日2粒に制限します。
これは消化不良を防ぐためです。
6ヶ月経過したら廃棄するのは、エサが酸化してしまうためです。
開封後、6ヶ月経過したら新鮮な商品と交換してあげましょう。
なお便秘気味のベタには、乾燥赤虫は与えないほうがいいです。
1本あげただけでも、症状が悪化してしまいます。
その場合は、ひかりベタ2gだけの飼育でもOKです。
ひかりベタでも便秘する個体には「ベタフード20g」を与えてもいいでしょう。
消化不良の前兆
実は消化不良の場合、前兆があります。
今まで元気だったのに水面や水底でじっとしていることが多くなった場合は、症状を疑ってみましょう。
また、今までエサをバクバク食べていたのに、吐き出すようになったら要注意です。
そういう現象がみられた場合、餌の量や与える回数を減らすといいでしょう。
例えばひかりベタなら、1回2粒を1回1粒程度に変更してみます。
乾燥赤虫のような天然飼料の給餌は一旦停止します。
それでも、餌を食べない場合は、1~2日断食するのもいいでしょう。
断食後、消化状況を見ながらひかりベタ1日1粒から様子を見てもいいと思います。
まとめ
ベタは飼いやすい熱帯魚と言われていますが結構、繊細な魚で、あっけなく亡くなる場合もあります。
餌のやりすぎには注意してください。
最初はちょっと少ないかなと思うくらいの量が、ちょうどいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。