2020年F1第5戦 70周年記念GPの結果とレース回顧~フェルスタッペンが今季初勝利を飾る。

2020年8月17日

第5戦はF1 70周年記念GPです。

舞台は第4戦と同じシルバーストン・サーキットです。

第4戦は上位6台のうち3台が、終盤にパンクを発生するという波乱の展開になりました。

「速く走る=タイヤが摩耗する」となるので上位陣にパンクが発生したのは理解できます。

今回はタイヤが柔らかいコンパウンドになるので、2ストップ作戦が主流となるでしょう。

レッドブルはメルセデスのフリーストップを許さない差で、追走していけばチャンスはあります。

メルセデスの5連勝を止められるか注目です。

フリー走行FP2

FP2は気温28.9℃のドライコンディションで行われた。

フェルスタッペンが1分264374位。アルボンが12696011

なお、今回フェルスタッペンとアルボンのPU(パワーユニット)が戦略的な理由で交換された。

今後は金曜日のフリー走行で旧PU、予選・決勝では新PUを使用することになる。

予選

予選は、気温26℃のドライコンディションで行われた。

M.フェルスタッペン4位A.アルボンが9位。

フェルスタッペンは決勝レースを見据え、ハードタイヤでアタックし9番手でQ2を突破した。

決勝レースはハードタイヤでスタートし、どれだけロングランできるかが鍵になる。

他のホンダPU勢では、ピエール・ガスリーが7番手、アレクサンダー・アルボンが9番手で3台が予選TOP10を確保した。

今回もメルセデス勢が圧倒的なスピードでフロントローを確保した。

予選上位陣のグリッドは以下の通り。

1位 ボッタス
2位 ハミルトン
3位 ヒュルケンベルグ
4位 フェルスタッペン

決勝

決勝は気温24℃のドライコンディションで行われた。

フェルスタッペンはスタート後ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)をすぐに交わし3位に浮上する。

その後もハードタイヤでメルセデス勢にプレッシャーをかけ続ける。

メルセデス勢はペースをコントロールできずタイヤにブリスターが発生する。

フェルスタッペンはハード→ミディアム→ハードのタイヤ戦略を見事に成功させ今季初勝利を挙げた。

フェルスタッペンは、この勝利でドライバーズランキングでボッタスを抜き2位に浮上した。

アルボンもレース中ファステストラップを何度も塗り替え、予選9位から5位に食い込んだ。

チームは35ポイントを獲得し、3位フェラーリとの差をさらに広げた。

他のホンダ勢では、D.クビアトが10位でフィニッシュした。

2位には11秒差でハミルトン、3位にはボッタスが入った。

レース結果は以下の通り。

1位 M.フェルスタッペン
2位 L.ハミルトン
3位 V.ボッタス



まとめ

終わってみれば、フェルスタッペンが2位ハミルトンに11秒差をつける完勝でした。

レッドブル・ホンダの勝因はタイヤのマネジメントと燃費の良さでしょう。

どうやらRB16はタイヤにやさしいマシンのようです。

F1には燃費に関するルールがあります。

・決勝で使用可能な燃料は110kg以下

・燃料流量は一時間に100kgまで。(制限を超えた場合は失格)

メルセデスは後ろからプレッシャーをかけられると、レースペースを落とせず燃費が悪くなります。

逆にホンダPU勢は燃費を気にせず終盤までプッシュできます。

今後も燃費のきついコースではホンダPU勢にアドバンテージがあるでしょう。

メルセデスにとっての不安材料は気温24℃の環境でも、ハードタイヤにブリスターが出来てしまった事です。

今後、常にフェルスタッペンからプレッシャーをかけられるレース展開になると、ペースをコントロールできず、タイヤマネジメントに相当苦労しそうです。

メルセデスの使用する「DAS」ですが、予選ではタイヤにすぐ熱が入り威力を発揮しますが、決勝ではタイヤの摩耗をかなり早めてしまいます。

トト・ウォルフ(メルセデスチーム代表)にとっては、悩みの種でしょう。

第6戦はバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで行われるスペインGP(8/16日決勝)です。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。