どこよりも早い2019年ツール・ド・フランス予想。マイヨジョーヌは誰の手に?

2019年7月14日

2019年ツール・ド・フランスの開催期間は、2019年7月6日(土) から 2019年7月28日(日)までとなっています。

ちなみにサムネイル画像のクリス・フルームですが、別にトライアスロンをしているわけではありません。

これはツール・ド・フランス 2016 stage 12モンバントゥの風景です。

リッチー・ポートがカメラバイクに激突し落車、そこに追突する形になりクリス・フルームがバイクを壊してしまいます。

付近にマヴィックカー(中立の立場で全ての競技者に等しく機材や補給食を提供する車)もいないためクリス・フルームはコースを走っています。

前代未聞の事態です。

今年のツールでも、予想もできない事が起こる可能性があります。

どういう結果になるか楽しみですね。

近年のマイヨジョーヌ(総合優勝者)

2015~2017年 クリス・フルーム(チームスカイ)

2018年 ゲラント・トーマス(チームスカイ)

2015年から2017年はクリス・フルームが3連覇を達成しています。

彼は、2013年にも総合優勝を達成しているので4度ツール王者になっています。

昨年はチームスカイのゲラント・トーマスが優勝しています。

チームスカイは、現在4連覇中です。

2019年5月1日よりスポンサーがイギリスの化学企業イネオスに変わります。

よってツール・ド・フランス開幕時のチーム名は「チーム・イネオス」となります。

総合優勝者はゲラント・トーマスを予想

ゲラント・トーマス(32才)クリス・フルーム(33才)です。

年齢は意外にも1つしか違いません。

しかし、30代になるとこの1才の差が大きな違いとなって現れます。

1才年を重ねる毎に、体力が衰え、疲労の回復が遅くなります。

ツール・ド・フランスは、23日間の日程で距離3300km、高低差2000m以上というタフなコースを走り抜きます。

気温の高い7月に行わるというのもポイントです。

これだけハードなレースだと特にステージ後半で年齢の差が出ると思います。

チーム・イネオスがどのような体制でツールに臨んでくるかは不明ですが、ステージ終盤でクリス・フルームが遅れをとると、ゲラント・トーマスにエースを任せ、マイヨジョーヌを狙ってくるでしょう。

ポイント賞はピーター・サガン

ポイント賞は、中間地点やゴール地点で獲得した順位ポイントの最も多い選手に与えられる賞です。

ポイント賞の最有力候補はピーター・サガンでしょう。

彼の強みは、登りもこなせるスプリンターである点です。

現在まで6度のマイヨ・ヴェール(ポイント賞)を獲得しています。

個人的には、現在のロードレース界でピーター・サガンが最も好きな選手です。

やはり華があります。

性格は一言でいえば直情的でヤンチャです。

ただ裏表のない性格だけにファンだけではなく同僚のロードレーサーにも慕われています。

ツール・ド・フランスにおいて6度のポイント賞を獲得しているサガンですが、マイヨ・ヴェールよりもアルカンシエル(世界選手権自転車競技大会の優勝者に与えられるジャージ)が似合う選手です。

山岳賞はジュリアン・アラフィリップ

2018年のツールでは、2位に倍近い差をつけてマイヨ・グランペール(山岳賞)を獲得しました。

ジュリアン・アラフィリップは、現時点で26才です。

これから脂がのってくる年齢です。

ゲラント・トーマス(32才)、クリス・フルーム(33才)、ピーター・サガン(29才)と比べても若いです。

フランス出身ということもあり、ツール・ド・フランスの総合優勝に向けて期待が高まります。

ただマイヨジョーヌを獲得しようとすると、ちょっと体のサイズ(173cm、63kg)が小さいかなとも思います。

ツール・ド・フランスのような長丁場のレースとなると序盤はリード出来ても、中盤から終盤にかけて苦しくなります。

総合優勝を達成するためには、チーム戦術で消耗戦を避け、どれだけレースをコントロールできるかにかかってくるでしょう。

ロードレーサーの年収は?

クリス・フルーム、ピーター・サガンのようなスター選手になると年俸は500万ユーロ(6.2億円)前後です。

やはりスター選手の収入は凄いです。

これに続くのが、3つのグランツールで総合優勝をしているヴィンチェンツォ・ニーバリで400万ユーロ(5億円)です。

キンタナ、キッテル、ジルベールらの有名どころの選手の年俸は年間200万ユーロ(2.5億円)です。

リッチー・ポート、ダニエル・マーティン、ロマン・バルデのようにグランツールで総合優勝争いができる選手の年俸が100万~150万ユーロ(およそ1.2億円から1.8億円)です。

なおアシストレベルの選手だと8万ユーロ(1000万円前後)まで一気に下がります。

ネオプロ(新人のプロ選手)の場合は2万ユーロ(250万円前後)です。

やはりサイクルロードレース界は超格差社会ですね。

まとめ

最後に予想をまとめておきます。

マイヨ・ジョーヌ(総合優勝)・・・ゲラント・トーマス

マイヨ・ヴェール(ポイント賞)・・・ピーター・サガン

マイヨ・グランペール(山岳賞)・・・ジュリアン・アラフィリップ

この記事をアップした後、クリス・フルームが試走中に骨折したとの報が入ってきました。

右大腿骨と肘、肋骨を骨折するという大怪我です。

ツール・ド・フランスの欠場を含め今後のレース活動を休止し、治療に専念することになりました。

トレーニングでは好調で、7月のツール・ド・フランスでは5回目の総合優勝が期待されていたので残念です。

チーム・イネオスとしては、ゲラント・トーマスに頑張ってもらうしかなさそうですね。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。