2019年F1第7戦カナダGPのレース回顧

2019年6月30日

F1第7戦はカナダGPです。

カナダGPの行われる、ジル・ビルヌーブ・サーキットは全開率65%のパワーサーキットです。

よってPUの純粋なパワーが試されます。

また序盤でタイヤを傷めてしまうと苦戦します。

抜きやすいサーキットなので、グリップを失うと簡単にオーバーテイクされます。

予選順位だけでなく、決勝でのタイヤ戦略も重要です。

今回もハミルトンの優勝とメルセデスAMGの1-2フィニッシュを予想します。

フリー走行FP2

P.ガスリーが1分13秒345で12位、M.フェルスタッペンが       1分13秒388で13位。

ガスリー、フェルスタッペンともにスリップしやすい路面に苦戦し下位に低迷した。

特にフェルスタッペンは、ウォールにマシンをヒットさせ、満足に周回をこなせなかった。

ただ、フェルスタッペンはレースペースに自信を持っており巻き返しが期待できる。

トロロッソでは、A.アルボンが14位、D.クビアトが15位と速さを発揮できなかった。

やはり全開率の高いサーキットでは、ホンダPUは不利なようだ。

予選

Q2で波乱が生じる。

フェルスタッペンのアタック中にケビン・マグヌッセンがクラッシュ、赤旗が掲示されたためQ2敗退となった。

予選タイムは1分11秒800の11位だった。

結局Q3へ進めたのは、ホンダPU勢ではガスリーのみだった。

ガスリーは1分11秒079で5位に食い込んだ。

このタイムは予選3位のルクレールと0.16差だった。

マグヌッセンがピットレーンスタート、アルボンの予選アタックを妨害したC.サインツが3グリッド降格となったため、フェルスタッペンは9位からのスタートとなる。

トロロッソはクビアトが10位、アルボンが13位の予選グリッドを獲得した。

決勝

フェルスタッペンは、ハードタイヤでスタートしロングスティントをこなす作戦に出る。

49周目にミディアムタイヤに交換しワンストップで走り切り、5位入賞を果たした。

中古のソフトタイヤでスタートしたピエール・ガスリーは、序盤苦しい展開になる。

8周目にピットインし、ハードタイヤに交換するがペースが上がらず、ルノー勢に突き放された。

結局、ガスリーは8位でチェッカーを受けた。

トロロッソでは、クビアトがラスト3周でサインツをオーバーテイクし10位入賞し、ポイントを獲得した。

アルボンは、オープニングラップで他車と接触し、フロントウイングを交換、この時点で彼のカナダGPは終了した。

とりあえず62周目まで走行したが、PUのマイレージを節約するためリタイアした。

レースは、先頭でS・ベッテルがチェッカーを受けるも5秒ペナルティでL.ハミルトンが優勝した。

2位にS・ベッテル、3位にC.ルクレールが入賞し表彰台を獲得した。

まとめ

全開率が高いサーキットで、気温が高いと性能を発揮できないというホンダPUの弱点が露呈してしまいました。

今回は、PUのマイレージを計算してパワーをセーブするモードだった可能性もあります。

ただそういうサーキットは、今後イタリアGPのみです。

ベルギーGPの行われる第13戦スパ・フランコルシャン・サーキットも全開率が高いサーキットですが、山地で気温が低いためそれほど問題にはならないでしょう。

第14戦イタリアGPでホンダPUスペック4が投入されるというアナウンスがマルコ博士から発表されました。

そしてこの記事を書いている最中にフランスGPで、スペック3が投入されるという報道が入ってきました。

ホンダからの公式リリースではないので確実ではありません。

しかし、第14戦イタリアGPでスペック4が投入されるなら、ここ数戦内にスペック3が搭載されてもおかしくはありません。

同時にフランスGPでRB側の車体アップデートも入るようです。

スペック3のパフォーマンスによって、今後のレッドブルの立ち位置も決まってくるはずです。

このスペック3でメルセデスやフェラーリに追いつけないと、レッドブルは苦戦するでしょう。

スペック3の投入時期とパフォーマンスに注目です。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。