2019年F1第14戦イタリアGPのレース回顧~ルクレールが今季2勝目をあげる。

F1第14戦はイタリアGPです。

ベルギーGPでは1周目でリタイアしたフェルスタッペン以外は10位以内に入りポイントを獲得しました。

スパ・フランコルシャンのような全長の長い全開率の高いサーキットでもパフォーマンスを見せることができたのはホンダにとって自信になったはずです。

今回はフェルスタッペンがスペック4に交換しグリッド降格ペナルティを受けますが、どこまで追い上げられるかに注目です。

アルボンは今回、本来の予選順位からスタートできます。

メルセデスやフェラーリとどの程度戦えるのか期待です。

モンツァサーキットの特徴

全長5.8km、全開率80%のパワーを要求されるサーキットです。

オーバーテイクポントはホームストレートエンドと最終コーナーパラボリカです。

PUパワーさえあれば、後方からでも追い越し可能なコースです。

今回も逆神予想として、メルセデスAMGかフェラーリの優勝を予測します。

フリー走行FP2

FP2は気温18.9℃、路面状況はセミウェットで行われた。

M.フェルスタッペンが1分21秒350で5位、A.アルボンが1分21秒589で6位。

フェルスタッペン、アルボンともに最新のスペック4を使用して記録したタイム。

スパ・フランコルシャンに続きモンツァでもフェラーリが速く、ルクレールがただ一人1分20秒台に突入した。

予選・決勝はウェットコンディションが予想されておりFP2の順位はあまり参考にならない。

予選

予選は気温22℃のドライコンディションで行われた。

フェルスタッペンはPUのパワーダウンで、Q1でタイムを出せず予選最後尾からのスタートとなった。

アビオニクス系のトラブルと思われる。

アルボンはQ1を7位で通過し、Q2をソフトタイヤで6位通過した。

Q3へ進んだアルボンだがライコネンのクラッシュによる赤旗中断後、時間内にアタックすることが出来ずノータイムに終わった。

アルボンの予選グリッドは8番手となった。

予選上位陣のグリッドは以下の通り。

1位 ルクレール
2位 ハミルトン
3位 ボッタス
4位 ベッテル
5位 リカルド

決勝

決勝は気温20℃のドライコンディションで行われた。

2周目フェルスタッペンが他のマシンと接触しフロントウイングを交換、最後尾までポジションを落とす。

3周目アルボンがサインツと接触し11番手に順位を落とす。

6周目ベッテルが単独スピン、7周目ピットインしフロントウイングを交換する。

このアクシデントで19番手までポジションを下げた。

14周目ベッテルが10秒加算ペナルティを消化するためピットイン

ベッテルは完全に入賞圏から外れる。

20周目ハミルトンがピットインしミディアムタイヤに交換する。

21周目ルクレールもピットインしハードタイヤに交換する。

22周目フェルスタッペンが10番手まで順位を上げる。

27周目アルボンがピットインしタイヤ交換と5秒ペナルティ消化を同時に行う。

28周目フェルスタッペンがピットインしミディアムタイヤに交換する。

42周目ハミルトンが1コーナーでブレーキングをミスし3番手に順位を下げる。

レースはポールからスタートしたルクレールがトップでチェッカーを受け2連勝を達成した。

2位には最後までルクレールを追い詰めたボッタス。

3位にはハミルトンが入った。

レッドブル勢ではアルボンが6位でチェッカーを受けた。

最後尾から追い上げたフェルスタッペンは8位でフィニィシュした。

途中フロントウイングを交換したことを考えると驚異的な追い上げを見せた。

クビアトは車体側のオイル漏れによるトラブルにより30周目でリタイアした。

PUを守るための措置だ。

ガスリーはストロールとの接触を避けるため、コースオフするアクシデントがあり11位に終わった。

イタリアGPが終了した時点で、ホンダPU勢はエンジン交換によるペナルティを消化した。

次戦からは上位勢と拮抗した戦いが見られるだろう。

上位陣の結果は以下の通り。

1位 ルクレール
2位 ボッタス
3位 ハミルトン 

キャリブレーションとは?

最近ホンダのTD田辺さんから頻繁に「キャリブレーション」という言葉が出ます。

キャリブレーションとは調整という意味です。

現在はAIが過去の走行データを元にセッティングを出し、エンジニアが補正するような作業手順だと思います。

AIの精度が増していけば、少ない周回で効果的なセッティングを出せます。

そうすれば、PUのマイレージも節約できます。

PUもスペック4となりましたが、かなりデータを蓄積できたはずです。

残り7戦に期待です。

まとめ

フェルスタッペンはスペック4にかなりの手ごたえを感じたようです。

トロロッソ勢も中団でかなりの戦闘力を発揮しています。

ベルギー・イタリアGPはホンダPUにとって鬼門だったので今後は期待できます。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。