2019年F1第16戦ロシアGPのレース回顧~ハミルトンが今季9勝目をあげる。

F1第16戦はロシアGPです。

ロシアGPはソチ・オートドロームで行われます。

全長が5.8kmで、レースカレンダー上は4番目に長いサーキットです。

高速区間や中速コーナーもあるテクニカルサーキットであり、マシンに速さがあれば抜けるサーキットです。

 ホンダが再度スペック4を投入

ロシアGPにおいてホンダが新品のスペック4 ICEを投入しました。

ICEの交換は5グリッド降格のペナルティなので最後尾からのスタートにはなりません。

これで各マシン手持ちのスペック4が2台となり金曜日と土・日曜日の使い分けが可能になります。

フリー走行FP2

FP2は気温℃、路面状況はドライで行われた。

M.フェルスタッペンが1分33秒162で1位、A.アルボンが1分35秒216で10位。

フェルスタッペンは2位ルクレールに0.3秒差をつける圧巻の走りでFP2首位を獲得した。

アルボンは走行中にコースアウトしフロアにダメージを負い下位に沈んだ。

予選

予選は気温21℃のドライコンディションで行われた。

フェルスタッペンはソフトタイヤを使用し1分32秒053で4位、アルボンは1分39秒197で19位。

アルボンはターン13でリアのグリップを失いクラッシュしQ1で敗退した。

グリップ力の無さが今季におけるレッドブルの課題だ。

新型フロントウイングで速さを増したルクレールが1分31秒628でダントツのポールを獲得した。

0.4秒差の2位にハミルトン、3番グリッドはベッテルが獲得した。

なおフェルスタッペンはICE交換により9番グリッドからのスタートとなる。

アルボンはピットレーンからのスタートとなった。

予選上位陣のグリッドは以下の通り。

1位 ルクレール
2位 ハミルトン
3位 ベッテル
4位 ボッタス
5位 C.サインツ

決勝

決勝は気温22.2℃のドライコンディションで行われた。

ベッテルが好スタートを切って首位に立つ。

しかしペースが上がらず後続を突か放せない。

25周目までにフェルスタッペンが5位、アルボンが8位まで順位を上げる。

28周目にベッテルがスローダウンし、コース脇にマシンを止めリタイヤする。

このタイミングでVSC(ヴァーチャル・セーフティカー)が導入され、多くのマシンがピットインしタイヤ交換を済ませた。

その後はメルセデス勢がレースをリードする。

ミディアムタイヤを履いたフェルスタッペンは、ソフトタイヤのメルセデス勢とルクレールについていくことができない。

結局レースはそのまま進みハミルトンが優勝、ボッタスが2位に入りメルセデス勢が1-2フィニッシュを果たした。

3位にはポールからスタートしたルクレールが入った。

9番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは4位でフィニッシュした。

アルボンはセーフティカーの導入をうまく利用し5位でチェッカーを受けた。

チームとしてはメルセデスにつぐ22ポイントを獲得した。

トロロッソ勢はピットインのタイミングが裏目に出るなどしてノーポイントに終わった。

上位陣の結果は以下の通り。

1位 ハミルトン
2位 ボッタス
3位 ルクレール

まとめ

今回予選ではフェラーリが他のチームを圧倒しました。

新型フロントウイングが機能しているようです。

しかし決勝ではタイヤ戦略で後手を踏み、1ストップのメルセデス勢に先着を許す結果となってしまいました。

ベッテルがマシンを止めてしまったようにPUの信頼性にも課題があります。

アルボンはピットスタートから怒涛の追い上げを見せ5位でフィニッシュし、10ポイントをチームにもたらしました。

それなりに抜けるコースで中団勢と比べて明らかに速ければグリッド降格によるダメージを最小限に抑えられます。

PUの心臓部であるICEを交換し5グリッド降格で済ませるという戦略は今後のトレンドになるかもしれません。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。